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入社4年目・浅野「【広報のお仕事密着】掲載誌・新聞に記事が載るまで」

【浅野 真由】
2019年4月に新卒で入社。
6ヶ月間の研修を経て、株式会社イーソーコドットコムに配属。

こんにちは、浅野です!

10月より配属先の会社が変わり、広報業務やレンタルソーコ運営責任者等に加え、ストラテジー(営業事務)に挑戦することとなり、新鮮な日々が始まっています。

4年目になっても新しい業務に取り組めるのは、有難い環境だと感じています。

 

さて今回は、私の業務の主軸である広報業務の中から、新聞や業界の雑誌などのメディアに記事が載るまでの流れをご紹介しようと思います!

 

メディアに記事が載るまでの流れはいくつかあります。

一般的ですとプレスリリースを発信し、メディアにアピールをして取り上げて頂くパターンや、メディア側からの依頼を受けて取材して頂くパターン等です。

※プレスリリースとは、企業や組織が発表する公式文書のことを指します。
企業が新しく商品を開発したことや、新しいサービスを始めること、新しく会社を立ち上げた等、メディアに載せてほしい新規の情報・ネタを文章にまとめて、発信することでメディアにアピールします。
企業の最新情報満載なので、就活時の企業研究で読むこともおすすめです!

 

弊社の場合は有難いことにお声をかけて頂くことも多く、取材の依頼を頂いたり、連載コラムや記事を定期的に掲載頂いています。

様々なパターンがあるので全て同じパターンで動いているわけではないのですが、その中でも「取材を受けて掲載頂くパターン」をご紹介します!

 

メディアから取材を受ける際は、最初にご連絡いただき、取材企画書とよばれる取材詳細や目的、掲載イメージなどをまとめた書類を頂きます。

詳細を頂いたら社内で確認し、広報チームの方で受けるか否か判断します。

有料の記事掲載のパターンもあるので、料金の調整が入ることもあります。

 

取材を受けることになったら、メディア担当者と日程調整を行い、取材受ける方とメディア側の取材日を決めます。

取材対象者はメディアや記事のテーマ、目的によって異なり、経営層の者や人事担当者、若手社員が受けることもあるので、誰が受けるのかもメディア側や社内で調整を行います。

答える人はある意味で会社の顔になるので、ブランディングイメージのためにも、人選は練って決めます。

 

取材当日はメディア側のインタビュアの方が話の流れを作ってくださるので、同席して取材内容を把握します。

議事録も作成し、記事が上がってきた際にずれていないか、取材内容に立ち返って修正を行う場合もあるので記録を行います。

写真撮影がある際には場所の誘導や写真の出来栄えなどを確認し、会社の顔として問題ない写真か確認します。

大抵撮影のプロの方がやってくださるので、綺麗な写真に仕上げてくださっており、いつも脱帽する限りです。

 

取材後は「ゲラ」と呼ばれるデータがメディア側から送られてきます。

「ゲラ」とは印刷所で刷られる試し刷りのことなのですが、大抵頂くのは掲載される状態までまとめた記事のデータであることが多いです。

 

ゲラは広報チームで確認した後、関係者を集めて「読み合わせ」を行います。

読み合わせでは、関係者全員で記事について意見を持ち寄り、どう修正するのか話し合います。

時には声に出して読み上げることで誤字脱字はもちろんのこと、文章の流れとしておかしいところ、情報として間違っているところ、言い回し的に良くないものなどを洗い出して、修正します。

経営層の方が集まって3時間ほどかけて行うこともあり、記事に対する熱量から広報は会社のイメージ作りという重要なポジションであることを再認識させられます。。。

また、経営層の方が集まるので、話し合いの際に新しい情報が出てくることもあり、広報として情報収集の場にもなっており、毎度勉強させて頂いています。

 

ゲラの修正箇所をまとめたらメディアに送り、修正を行って頂きます。ゲラでのやり取りは1度のパターンと3回ほど行うパターンなど様々ですが、メディア側とすり合わせを行うことで、記事をより良いものに推敲(すいこう)していきます。

ゲラの修正が終わると実際に掲載され、記事として世の中に発売されます。

 

以上が取材を受けた場合の流れになります!

どんなパターンであっても、社内やメディア側との調整を行う間に立つポジションの為、大変に感じることも勿論ありますが、最終的に記事が掲載されるとやり切った感と形になる嬉しさを本当に感じます。

また、メディアはやはり何度携わっても特別なものに感じるので、自分が携わった記事は思い入れが自然と強くなります。

 

広報はキラキラしたイメージが強いかもしれませんが、それだけではなく書き起こし作業や社内調整など、地味な作業もたくさんあります。

ですが、こつこつと作り上げた先に記事という形になる楽しさ、そして発信し続けることで出てくる成果があり、とてもやりがいを感じています。

しかしながら広報として、まだまだスキルや知識が追い付いていないところもあるので、20代後半のキャリアの中で積み上げていき、一人前の広報のプロといえるような人を目指して、今後も頑張ろうと思います!

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