JOURNAL

入社2年目・東島「荷積みの難しさ」

【東島 海星】
2021年4月に新卒で入社。
6ヶ月間の研修を経て、現在は株式会社LiSに配属。

こんにちは、入社2年目の東島です。

今回は路線便・宅配便についてお話をしたいと思います。

 

私は現在、株式会社LiSにて配送業務をしています。

主に交換便と倉庫管理の業務に携わっています。

 

LiSでは集荷をすることはあっても、それを直接お客様のところに配送するということはしておらず、路線便または宅配便の運送会社と契約し、弊社で集荷・荷物の発送をしております。

契約している路線便業者・宅配業者の方には、毎日同じ時間に集荷に来ていただいておりますが、日により荷物量が変動することがあるため、追加で来ていただくこともしばしばあります。

 

弊社で発送する荷物には二種類あり、規格が決まっている荷物と決まっていない荷物があります。

規格が決まっていないものに関しては、一般的に宅配会社に荷物を持って行く際におこなう採寸と同様のことを行います。

採寸の計算方法は決まっていて、縦(m)×横(m)×高さ(m)×280というのが決まりとなっています。

これは1㎥あたり280キロが基準となっているためです。

これに加え、重量も計ります。

 

なぜこのような計算方法を取っているかというと、「実重量」と「容積重量」を比較するためです。

もし実重量のみで計算すると、「箱が大きく、重量が小さい」という荷物があった際に運送会社が損をしてしまうからです。

 

この損を無くすためにできたのが、容積重量ということになります。

例えば、タイヤのように中が空洞となっている荷物の場合、乗用車タイヤ1つの実重量は10kgほどですが容積重量だと約35kgとなります。

一つで25kgほど異なり、これが複数となると100kg単位で異なってきます。

 

100kg違うと距離にもよりますが運賃が3000円〜1万円ほど変わってきます。

特に路線便は複数の荷主の荷物を載せるため、形状の違う荷物を重ねることができないので、損をすることが多くなります。

私自身、引っ越しや事務所移転などを行う際に、長尺物や不定形な物があるとそれだけでスペースを取られて、載せきれないということがかなりあります。

 

現在、トラック運転手自体が減少傾向にあり、トラック数を増やすことができないため、運賃の値上がりも危惧されつつあります。

ライフラインを支える運送会社に寄り添った制度や、仕組みが発展するとトラック運転手が増加するのではないかと思います。

私も何ができるかを考え、弊社から変えていけるよう頑張っていきたいと思います。

.

■イーソーコグループ Facebookはこちら
■イーソーコグループ Instagramはこちら