JOURNAL

入社2年目・東島「倉庫に潜む危険」

【東島 海星】
2021年4月に新卒で入社。
6ヶ月間の研修を経て、現在は東運ウェアハウス株式会社に配属。

こんにちは、東島です。

今回は「倉庫に潜む危険」についてお話しさせていただきます。

 

私は現在、東運ウェアハウスにて倉庫業務を行っています。

基本的にはフォークリフトを操作し、入出庫を行うことが多いです。

フォークリフトは乗り物なので、車と同様に運転を誤ってしまうとぶつけたり、物を壊してしまうこともあります。

 

私も恥ずかしながら商品を破損させてしまった経験があり、荷主様にご迷惑をおかけしたこともあります。

また、予期せぬ荷崩れの危険性もありますので、高積みする必要のある荷物は注意が必要です。

 

物損だけではなく、フォークリフトによる事故が起きてしまうこともあります。

 

少し古いデータにはなりますが、2020年のフォークリフト事故件数は約2,000件で、そのうち死亡事故は31件という結果が出ていました。

比較してトラックの事故件数は約9,000件で、死亡事故は125件という結果でした。

件数こそトラックの方が多いものの、死亡事故割合はフォークリフトの方が高いということが分かります。

 

「車と同様」とお話ししましたが、倉庫内には信号や横断歩道のようなものは基本ありません。

倉庫の構造によってはトラックが通るバースと歩道が分けられていたり、庫内に白線を貼って歩行者の通る道をフォークリフトの道を分けているところもありますが、それで明確に走行スペースと分けられるかといえば、そういうわけにはいきません。

そのため、フォークリフトを運転する際には常に周りに気を配ることが重要です。運転中には常に気を配っていないと、人が通ったときに気づかず事故を起こしてしまう危険性があります。

 

東運ウェアハウスでは各階担当者がいますが、作業に集中していると、急な来客や隣接しているビルのテナント様が通過したりする際に少しびっくりすることがあります。

 

冒頭でお話しした荷崩れですが、パレットサポーターに組んでいる荷物は荷崩れを起こすことはないのですが、荷物どうしを重ねる積み方の際は荷重で荷物が潰れ、崩れ落ちてしまう可能性があります。

※パレットサポーターとはパレットに骨組みが付いており、荷物と上に乗せるパレットが接触することなく積むことができる機器のこと。

荷物の上に直接置く場合と違って接触面が常に平らなので、安定性を確保できるのが特徴。

 

事故が発生する際には様々な要因が積み重なっておきると言われています。

一つ一つ、入念に注意をしながら、事故が起きないように、日々荷物の状態の確認や、入庫するときになるべく崩れないような積み方をするなどの対策をして、これからも倉庫業務を行っていきたいと思います。

 

特にイーソーコグループではジョブローテーション制度を導入していて、研修として現場で一緒に働くことも多いので、現場に慣れている人間がサポート出来るよう、後輩指導などに努めていきたいです。

※参考サイト:株式会社 ツールマート様HP「フォークリフト災害情報

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