JOURNAL

入社2年目・松本「お金に対する信用の可視化と仕事の可視化」

【松本 瑞生】
2019年4月に新卒で入社。
6ヶ月間の研修を経て、現在はイーソーコ株式会社に配属。

松本です。

みなさんは普段生活や仕事をしていて、「お金」についてどう意識しているでしょうか?

 

税金や正当な労働対価、クラウドファンディング、仮想通貨、キャッシュレス、物物交換から貨幣経済へ、貨幣経済から信用経済だと言われつつある今日、お金に対する価値観というのは、近年人それぞれ変化してきているのではないかと感じています。

 

今回は、私の中でのお金の価値観の変化と、イーソーコでの仕事に取り組んできて感じたことを踏まえてお話しさせていただきたいと思います。

 

前回、就活についてお話しさせていただきましたが、私は大学時代、よくボランティアやインターンという活動で、交通費や労働対価を無償または一部負担しながら取り組んでいました。

元々、公務員志望でもあったので、何かをしたらお金をもらうという意識はさらさら無く、ささやかながら、「自分の時間と労力を提供することで、他人の知見や経験を私の糧として経験させていただいている」という意識でした。

なので就活の際も、給料は生きていける分あれば問題ないと考えていたので、給料の少ない・多い、土日は休める・休めない、残業代が出る・出ないなどは特段気にしませんでした。
そして、とにかく自分自身にとって成長できる、普通ではない変わった取り組みをしているところで働きたいという事を軸として企業選びをしていました。

 

いざ、イーソーコに入社してみて、同期や先輩方に1000万プレイヤーになれる・なりたいという人がいるという話を最初に聞いた時、私は「自分は特に思わないなぁ、へぇ〜ほんとかなぁ?」と思っており、あまり気に止めていませんでした。

ただ、実際にいろいろな業務を取り組んでいくにあたって、イーソーコは各業務がインセンティブ制になっていることを実感を持って理解するようになりました。

トイレ清掃をはじめ、さまざまな業務1つ1つに細かくインセンティブがあり、どれだけ何に取り組んだか、営業では契約がとれたかだけでなく、契約に至るまでの中で何を行ったのかが重視されるという企業風土に触れていく中で、私の中の意識は徐々に変わっていったなと感じています。

 

もう少し詳しくお話すると、

学生時代の周りの友達や知り合いの方から職場の話を聞くことがありますが、

友人「去年もAというやり方でやってきたから、今年もAというやり方でいこう、ということがよくある。」

そんなとき、

松本「Bというやり方でやってみてもいいんじゃないか」

と提案すると、「固定給のみで給与に変動が無いので頑張る必要がない・努力しても報われない」、「面倒ごとを抱えてクレームや責任を取りたくないので極力関わらないようにする」、「周囲と同じことをしていないと目をつけられる」と、何かを始める前からどうしても後ろ向きな考えに捉えられてしまう場合があるそうです。

こういった話を聞くたびに私は思うのです。
「うちは会長がいつも言っているよ。ピンチをチャンスに、とりあえず新しいこともやってみろ。」と。

もし私と友達の立場が違っていたら、「イーソーコのような会社は少なくとも日本には無いんじゃないか」と思ったり、後ろ向きな考えで仕事に取り組んでいってしまっていたのではないでしょうか。

なので、イーソーコグループの企業風土に触れられたことはとても貴重な経験だったな。
1年目から経験するのとしないのでは大きな差や意識の持ち様が違うな、と感じた一件でした。

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普段の生活においても、社会人となり、以前に比べて自由度も増した分、私は『物』よりも『経験』を得たいと思っています。

また、社会人となり、以前に比べて会社でも普段の生活でも自由度も増しました。

私に限った話になってしまいますが、まず「時間」軸で考えると、大学時代、実家から大学まで片道1時間半~2時間かけて通っていました。

それが今では会社への通勤時間が30分、現在はテレワーク導入のため出社を要しない日もあります。

そう考えると大幅な時間短縮により、その時間分、仕事・勉強・たまには遊びなど、学生時代には無かった自由に使える時間が増えました。

特に、これまで仕事が終わった後にイベントやセミナーへの参加が移動や次の日を考えるとなかなか手が出せなかったのですが、ZOOMによるオンラインセミナーやイベントの開催が主体になりつつあります。
そのおかげもあって、仕事が終わった17:00すぐにオンラインで勉強やセミナー、イベントへの参加も可能になっています。

次に『経験』軸で考えると、これまで学校で決められた勉強を決められた要領でしなくてはいけませんでした。
それに加え、生活費のためにバイトをしたり、部活動に取り組んだり・・・、自分の将来に直接的に投資できる経験を得るという点からは少々離れていました。

それが翻って、会社で自分の学びたい営業であったり、不動産の知識や経験であったり、資格を取らせていただいたり、やりたいことをやらせていただいたりと次々と経験させていただいております。
これは、自分の意思が発信できるというところにもよりますが、大きな違いになるのではないでしょうか。

ただ、そのためにはどうしても『時間』と『お金』が必要になることがあります。

その時間とお金を生み出して『経験』を得るためには、やはり効率的にお金を稼がなくてはいけません。

そういった意味で、お金を稼ぐということは、自分自身の人生の中で実現したいことのために必要なツール・手段であると考えると、給料は高い方がいいな、と今は感じています。

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一方で、倉庫をお貸しする等のお客様にサービスを提供する際に、なるべく安く提供できるようにした方がいい、と思っていた部分もありましたが、企業は利益を出さなければ成り立たないという面もある中、安ければいいのかという疑問が生じました。

 

この疑問が生じた大きなきっかけとしては、倉庫営業でお客様に倉庫を探してほしい相談を受けた際にご予算を聞くことがあり、「安ければ安いほどいい」という回答をいただくことが多々ありました。

振り返ってみると、「そりゃそうだな。当たり前のことを聞いてるな。」と思いました。

もちろんお客様のご予算は、下限・上限がある程度決まっていると思います。

ただ、大切なのはお客様の求める条件との兼ね合いをとることだけでなく、私がどれだけお客様の立場に立って取り組んだか、相談事を解決できたか、どれだけ感謝されたかなどの『プロ』として認められた仕事への対価としてお金があるのではないかと思っています。

そして、お客様だけでなくオーナー様に対してもそうですが、いかに相談事や悩み事を解決できたかが、次のビジネスを生むかどうかに繋がってくると考えています。

 

これは、社内でもよく感じることであります。

日頃しっかりと仕事に取り組んでいるからこそ、任せられると思われて新たな仕事をいただくことも、日頃からきちんと主張をしているからこそ、「あ、これは本気なんだな」と熱意が伝わることもあります。

 

信用されているからこそ社内外で次のビジネスに繋がったり、お金をいただくことができます。

また、取り組んだことへのお金を通しての評価や自分は必要とされているという意識、この業務に取り組んだこの人にはいくらのインセンティブ、というお金の指標があることで、個人個人の社内外での役割を見出すことにもなるのではないでしょうか。

 

今後、ますますお金を介さない交換が社会で実現していくであろう現代で、物流業や不動産業、まだクリアになっていない倉庫事情の中、私たちが展開する物流不動産ビジネスの社会での役割とお金を考え、私自身の信用と創造を生み出しながら取り組んでいきたいと思っています。

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