JOURNAL

入社3年目・西村「単純に優しいだけが良い先輩ではない」

【西村 優衣】
2019年4月に新卒で入社。
6ヶ月間の研修を経て、現在は株式会社イーソーコドットコムに配属。

こんにちは、西村です。

 

皆さんは「人に注意をすること」は得意ですか?

得意です!という人はあまりいないかと思いますが、私は特に苦手意識を持っています。

入社3年目になり、後輩も増えて指導することが多くなってきました。

また、何かとリーダーや社員をまとめる立場を任せていただく機会も増えています。

 

今までは先輩社員の下についてサポートすることが多かったのですが、後輩や自分のまとめている方が誤ったことをしたときや、何か問題が発生した時には先輩やリーダーは注意や指導をしなければなりません。

時には先輩から「指導しておいて」と指示されることもあり、私はなかなかそれが苦手で、気が重くなることが時々あります。

 

そこで、なぜこんなに自分が人に注意できないのか?と考えてみました。

 

学生時代、部活の先生やアルバイトをしていたお店の店長が頭ごなしに怒ったり、とにかく言い方がきつい人が多く、いつも「そんな言い方をしなくてもいいのに」と思っていました。
当然、部内や店舗では人間関係も雰囲気も悪く、ピリピリしていて居心地が悪かったです。

こういった経験から、「怒る」=「関係が悪くなる」という先入観があるのだと思います。

 

誰しも怒られることは好きではありませんし、怒られた側からするとその人と気まずい空気になってしまうこともあります。

私自身、人間関係や置かれている環境の雰囲気はかなり重要視しているので、可能な限り波風を立てず、穏便に過ごしたいと考えています。

なので、出来れば怒られたくないし、自分がされて嫌なことは人にしたくないという気持ちから人に注意が出来ないのだと気が付きました。

 

ですが、後輩が何か間違っていることをしていたら訂正をする必要がありますし、仕事である以上「怒られるのが嫌いだから私は何も言わない」と避けて通ることはできません。

なので、せめて「伝え方」に気を付けようと心掛けています。

「ここ違うんだけど、なんでこうなったの?」と一方的に言うのではなく、「一緒に確認してみよう」と相手の考えを聞いたうえで指導したり、
「難しいよね、こうするといいよ」とアドバイスを加えたうえで話すようにしています。

「○○をするな」ではなく「○○しましょう」と言い換え、お互いに嫌な気持ちがないように工夫をしてみると少し気持ちも楽になりました。

 

自分が働いてきて、ただ優しいだけが良い先輩ではないということは十分学んできました。

この先何年も働いて、後輩はたくさん出来ますし、注意をしなければいけない場面は今以上に出てくると思います。

優しいけれど、ときにはびしっと注意が出来るメリハリのある先輩になりたいです。

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