JOURNAL

入社1年目・車「学問としての簿記の美しさ」

【車 榕蓉】
2021年6月 株式会社イーソーコドットコム入社。
現在は経理業務を中心に勤務。

こんにちは。車です。

今回は簿記についてお話いたします。

 

簿記は経理には欠かせない学問です。

簿記と聞くと真っ先に検定資格が浮かぶと思いますが、実はお小遣い帳や家計簿なども簿記の一種(単式簿記)です。

企業会計では複式簿記と呼ばれる少し複雑なものを使用しており、検定資格も複式簿記を学ぶものとなります。

 

複式簿記の起源は諸説ありますが、一説では中世イタリアで遠隔地貿易が盛んだったため、商人が多かったことが簿記の生成につながったと言われています。

1494年にイタリアの数学者ルカ・パチョーリが簿記を理論的に解説した「簿記論」によって、ヨーロッパ全土で広がりました。

日本でも、一万円札でお馴染みの福沢諭吉が簿記講習所を創設し、簿記教育を行ったという歴史があります。

簿記の歴史を知った時、今から数百年前に作られた学問であるのに、基本的な構造や考え方は変わらず今でも世界中で広く使われていることにとても驚きました。

 

簿記を少しでも学んだ事のある方は、最初の「借方(かりかた)」「貸方(かしかた)」に戸惑うのではないでしょうか。

お金の動きを該当する勘定科目に当て込み、時には別の科目のものに振り替える。勘定科目の種類の多さにも混乱させられますし、「貸借対照表」や「損益計算書」なども日常では馴染みのない言葉です。

私自身、簿記を学び始めたのは二十代後半でした。

最初の頃は基本のルールが全く理解できず、仕訳を切るのに時間がかかり、問題を読み解くのにも一苦労でした。

 

個人の見解ですが、簿記に関しては本当に向き不向きがある学問だと思っています。

ただ、こんなに美しい学問もないのでは、とも思っています。

定められたルールにしたがって仕訳を行っていくと、必ず貸借の数値が合うように作られているのです。

 

今でも簿記が好きでいられるのは、この学問の美しさと完成度の高さに惹かれたからかもしれません。

簿記を資格取得の目線ではなく、学問の一種として見てみてはいかがでしょうか。

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