JOURNAL

入社2年目・瀧澤「保管効率と荷役効率」

【瀧澤 詩織】
2021年4月に新卒で入社。
6ヶ月間の研修を経て、現在は東運ウェアハウス株式会社に配属。

皆さん、こんにちは!東運ウェアハウスの瀧澤です。

 

今回は、面白いと思った物流の話をご紹介します。

それは、倉庫内での荷物の保管方法です。

 

入社する前の私は、倉庫での荷物の保管は入ってきた荷物を、場所が許す限りそのまま置いているものだとイメージしていました。

ですが、どうしたら荷物の出し入れがしやすくなるのか、どうしたら倉庫の場所がより自由に使えるのかといったことを考えながら荷物を保管していることを知り、面白いと思いましたので、その方法をご紹介します。

 

荷物を保管する際の方法は、主に2つあります。

 

1つが、保管効率を考えて荷物を保管する方法です。

保管効率とは、同じスペースにどれだけ貨物を保管できるのか、空間をどのくらい有効活用しているかという指標のことです。

ラックなどを利用して荷物を上に数段に積み重ねて、隙間なく保管することで、限られたスペースに最大限荷物を保管することを考えた方法で高めることができます。

保管効率のメリットとしては、倉庫内の空間の高さも無駄なく活用して荷物を保管するため、場所を取らず多くの荷物を保管することができます。

反面、荷物を取り出す作業が大変になってしまうというデメリットもあります。

 

もう1つが、倉庫内での荷物の運搬などの作業(荷役)効率を考えて荷物を保管する方法です。

荷役効率とは、荷物を出し入れする時に、如何に早く、そして少ない労力で荷役作業をできるかを考慮した度合い、作業の効率のことを指します。

 

よく出す荷物を手前に置いておき、出す頻度の少ない荷物を奥に置いておく方法が、荷役効率を優先した保管方法になります。

メリットとしては、荷役効率を考えた配置がされているため、荷役作業がしやすいことが挙げられます。

逆にデメリットとしては、荷物を3段などに積み重ねずに置いておくため、その分スペースを多く使ってしまい、保管効率が悪くなります。

 

東運ウェアハウスでは、この保管効率も荷役効率も両方考えて荷物を置いています。

どちらか一方ではなくこの2つをバランスよく考えて保管することで、荷物を効率よく出し入れすることができるため、非常に重要です。

 

仕事を行う上でも、こういった効率性を考えることは大切だなと日々感じますので、日頃から効率のことも考えながら今後も進めていきたいと思います。

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